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ルイスポールセン社とペンダントライトPH5の紹介

ルイスポールセン社の歴史
ルイスポールセンは1874年にデンマークで創業した老舗照明メーカーです。当初は工具や家庭用品を扱う会社でしたが、20世紀に入り照明分野に注力し始めました。1920年代には建築家やデザイナーとの協業が本格化し、特にポール・ヘニングセンとのパートナーシップが大きな転機となります。
1924年に開催されたコペンハーゲンのパリ国際展覧会に向けて、ヘニングセンは画期的な多層シェードの照明を発表しました。この設計は「眩しさを抑え、光を心地よく広げる」というルイスポールセンの理念を象徴するもので、以後同社の基盤となります。
その後もアルネ・ヤコブセンやヴァーナー・パントンなど著名なデザイナーと協業し、機能美と美的価値を兼ね備えた照明を数多く世に送り出してきました。今日では、住宅用から公共空間まで幅広いシーンで活躍し、世界中で愛される北欧デザインの象徴的ブランドとなっています。
PH5ペンダントライトの歴史と特徴

ルイスポールセンの照明を語るうえで欠かせない存在が、1958年にポール・ヘニングセンによってデザインされた「PH5ペンダントライト」です。誕生から半世紀以上を経た現在でも、北欧デザインを象徴する名作として世界中で愛されています。
眩しさを抑える独自のシェード構造
PH5の大きな特徴は、その独自のシェード構造にあります。幾重にも重なるシェードが光を分散させ、直接光源が目に入らないように設計されています。そのため眩しさを感じることがなく、空間全体を柔らかく包み込むような光を生み出します。ダイニングテーブルの上に吊るすと、料理や会話を自然に引き立て、家族や友人との時間をより快適にしてくれます。
デザインに込められた哲学
デザインの背景には、ポール・ヘニングセンの「人にとって心地よい光をつくる」という哲学が反映されています。実用性と美しさを兼ね備えたこの照明は、当時の革新性を超えて、今日でも色あせることのない普遍的な価値を持ち続けています。
どんな空間にも調和する普遍性
シンプルでありながら存在感のあるフォルムは、モダンインテリアはもちろん、クラシックな空間にも調和し、空間の主役にも脇役にもなれる柔軟さを備えています。PH5は単なる照明器具ではなく、「光の彫刻」とも呼べるデザインの結晶なのです。
素材と仕上げの特徴
リテイクでは、シェードの表面塗装を取り除き、アルミニウムやスチールの無垢な質感をそのまま活かしています。金属素地の表情は個体ごとに異なり、唯一無二の存在感を生み出しています。
光の表現・意匠の変化
内部構造は通常のPH5と同じ多層シェード設計で、眩しさを抑えつつ柔らかい光を演出します。ただし無塗装の金属が光を微妙に反射し、より奥行きのあるニュアンスを感じさせる仕上がりとなっています。
魅力と注意点
リテイクは、素材そのものの表情を楽しめる反面、無塗装のため小さな傷や汚れが目立ちやすいという特性もあります。経年変化によって深みを増す姿を楽しむか、メンテナンスをこまめに行うか、その扱い方が所有者のセンスに委ねられるモデルといえるでしょう。
まとめ
ルイスポールセン社は「人にとって心地よい光を届ける」という理念のもと、北欧デザインの象徴ともいえる照明を数多く生み出してきました。その中でもPH5ペンダントライトは、半世紀以上にわたり世界中で愛され続ける名作です。歴史あるデザインと革新的な取り組みの両立こそ、ルイスポールセンが今もなお多くの人々に選ばれ続ける理由なのです。
イープラスでの買取実績
イープラスではルイスポールセンのペンダントライトをはじめ、多くの照明器具の買取実績があります。状態や使用年数にもよりますが、PH5ペンダントライトの買取相場はおおむね 25,000円から50,000円 程度となっています。ご不要になった照明も、ぜひ一度ご相談ください。

























